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世には勃起のお祭りかと見まごうものまで存在すると知り、性器崇拝のお祭りで海外にも有名な川崎の「かなまら祭」へ行くことに……

「かなまら祭」をご存知ですか?
毎年4月に川崎で行われるお祭りで、男根のお神輿などで有名です。
ちょうどこの春からボッキマンJAPANは新作を2本リリースするタイミングでもあるし〜と、かこつけて、勃起的な意味でもご利益ありそうなお祭りを見学してきました。

外国人には「奇祭」としてかなり有名とは聞いていた通り、参詣者の半数以上が外国人。様々な言語が聞こえてくるインターナショナル感もあって、非日常感がいっぱいです。
そして人気のお祭りだけあって、ものすごい大混雑!
外国人観光客のうち8割くらいはちんちんの飴を食べながら歩いていました。あとの1割くらいはおまんこの飴を食べながらで、残りの1割は食べ終わっていた人たちです、多分。
正式名称は子宝飴。男女2本1組になっている縁起物で、お店によって色やデザインは様々。みんな違ってみんなイイ
中には飴を落としてしまったらしき人も……。こちらは粉々になったちんちんの残骸

外国人美女が色とりどり・様々なサイズのちんちん飴をべろっべろしながら歩いているのは、まさに壮観。もちろん男性もかなり舐めてます。
個人的にはおまんこ飴を舐めている男性は日和ってる感じがして、逆に男らしくない気がしてしまいますね。ぜひ男性もでっかいのをワイルドにしゃぶっていただきたいところです。
そういえば、女性でおまんこ飴を舐めている人は見掛けなかったですね。
さすがに一般観光客の写真は撮影していないので、来年のかなまら祭はぜひ現地で、ナマで、シュールな光景に囲まれつつ、ちんちん飴を堪能してください。

……と、弊社はアダルトサイトなので思い切りわかりやすく書きましたが、「子授け飴」「子宝飴」という名称です。あんまりはしゃぎ過ぎちゃいけませんね。

かなまら祭は川崎大師の傍にある若宮八幡宮・金山神社で行われる、れっきとした神事でございます。
そういえば、2015年のかなまら祭では露出行為があったため、その年以降は撮影用モニュメントの自粛中です。
楽しんでもハメを外しすぎないようにしないと、【黒歴史】として不名誉な足跡を残してしまうことになるかもしれません。


◆黒歴史といえば……

性器崇拝は全国各所に根付いており、「性神」も道祖神として全国で見られます。
「性神」という文字だけで「エロいカミサマ?」というイメージですが、「さいのかみ・さえのかみ」と読みます。
道祖神の中には男根型道祖神というものもあり、正面から見ると神様で、背面は男性器を模しているものもよく見られるんだそうです。
意外と近くの道祖神を後ろから見たら性神だったなんてこともあるかもしれません。

お神輿が出る若宮八幡宮の鳥居付近は大変な混雑で、ボルテージは最高潮。
神社から放送されたご挨拶は、日本語と英語の二カ国語で行われました。多言語が飛び交うインターナショナルな KANAMARA Festival を実感します。
◆ひとくちエロ学
かなまら船神輿
エリザベス神輿
かなまら大神輿
町内を練り歩くお神輿について歩くと、町中が「かなまら祭」仕様になっているのがわかります。
かなまら祭の時期はちょうど桜の季節でもあるので、お花見がてらお参りするのもおすすめです。
桜とかなまら大神輿
祭り限定の特別メニューやグッズなど、どれもこれも下ネタ感満載。
でもこれは子宝・子授けを祈願しての縁起物ですから!
それにしても様々な見立てやデザインに感心しきり。普段であれば、なかなか人前で食べるには勇気が必要なリアルさを醸し出しているものも多く見られます。
「かなまらうどん」のトッピングは、ねぎ・かまぼこ・肉団子・えりんぎ・わかめ・貝。もちろんソレっぽいフォーメーションでの配置です。おっぱい焼きと金玉漬も気になるところ……
オリジナルTシャツを販売していたお店も
こちらの「かなまら巻」は、太巻きといなりずし。わかりやすい!
提灯屋さんも「かなまら提灯」というミニサイズを展開
まさかの18禁な店頭POP!「珍宝子宝そば・うどん」を求めてか、店の前にはたくさんのお客さんが並んでおりました
◆ひとくちエロ学
仲見世で興味を引いたうちのひとつ、「吉田銃砲店」というお店の看板。
しかしその店頭には銃のようなものは見当たらず、敢えて言うなら水晶でできた「俺のマグナム」的なものがショーケースに鎮座していました。
どうやらこちらは天然石の専門店のようです。
銃砲店看板
ご立派な「かなまら水晶」がいっぱいのショーケース
店番の女性がまたノリが良く明るい方で、写真も遠慮なくどうぞというオープンさ。
というわけで遠慮なくご立派な「かなまら水晶」を撮影させて頂きました。
小さなかなまら水晶を使ったお手頃価格のペンダントなどもあります。おみやげにひとつ買ったんですが、水晶は天然ものなのでひとつひとつ個性的。あれこれ手に取っては目移りするほどです。
そして視線を移した先に気になるものを発見。
大きな「かなまら水晶」に【難あり】のシールが貼ってあります。
通常価格は15,000円・難ありは5,000円と、6割引以上のお値引き。
しかし大きさも品質もパッと見た感じでは大きな差があるように見えません。
この難ありは、どこに難があるのか尋ねると……
切なげに横たわる「難あり」の品
「ちゃんとしたのは自立するんだけど、(難ありは)バランスが悪いみたいで立たないのよね(笑)」
たしかに、立ててもすぐにゴロンと転がる始末。なるほど、立たないとは難ありと呼ばれても致し方なし!?
その様子を見て「あぁ〜〜(笑)」と、何とも複雑な笑顔を見せるのはお客様のご紳士方でした。
もしかしたら某かの【黒歴史】を思い出させたのかもしれません。
◆黒歴史といえば……
【次回予告】

主から離れてしまったちんちんたちの無縁仏……、その悲しい理由とは?(嘘)

 

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