前回までのお話
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奇祭として海外にも有名な川崎の「かなまら祭」へ行くことにした、「日本の勃起を応援する・ボッキマンJAPAN」一行。
来場者の6割が外国人観光客という「かなまら祭」、老若男女・国籍も問わず子宝飴(ちんちんの形をした飴)をしゃぶりつつ歩く姿に異次元感を覚えつつも、徐々に男根的なフォルムに麻痺しはじめていたのであった。
桜が街をピンクに彩る季節に行われる「かなまら祭」。
参詣者は老若男女国籍問わず、みな一様に楽しんでいます。
かなまら祭ポスター。まだ未体験の方は、ぜひ来年チェックを!
手前が若宮八幡宮、左手奥が金山神社社殿
黒い八角形の建物、金山神社社殿

お神輿の出発地点である若宮八幡宮の境内は初詣のような人いきれ。
奥に見える黒い八角形の建物が金山神社社殿です。
鍛冶の神様なので、ご神体は金属製の男根形。俗称の「かなまら様」とは「金魔羅様」で、なるほど固そうです。
そそり立つ姿も神々しく黒光りしております。
黒光り……、黒……、黒といえば。

◆黒歴史といえば……

金山神社社殿でのお参りも途切れることがありません。
境内の中にも子宝飴・チョコレートなどの出店があり、買い物待ちの長蛇の列が千本鳥居も超えてズラリと続いていました。

金山神社境内
境内でも子宝飴やチョコレートが入手できます
おちんちんな飴やチョコレートを求めて、千本鳥居の中までずらりと長い行列に
千本鳥居のほど近く、金山神社社殿の一角には男根像があります。これも参詣客の撮影スポットとして大人気です。
これがお地蔵様であれば抱きついて写真を撮るということもそうないと思うのですが、親しみやすい形のせいか、女性は撫でたり抱きついたりしての記念撮影。
もちろん男性も長年の親友さながらに仲良く映りもしますが、男根像の上に軽く腰掛ける形で撮るのも人気ポーズでした。でっかい男根像と交わると考えると神秘体験じみていますが、みなさんひたすら楽しそうでテンション高めです。
境内の隅にありながら、存在感ある佇まい
記念写真待ちの列も長い、大人気スポットのひとつ
この人気ポーズ、「入っちゃう!?」的なイイ表情を作る人も多数で妙な盛り上がりがありました
◆ひとくちエロ学
さて、お神輿とともに街を練り歩く「面掛行列」も行われておりました。
面掛行列は鎌倉の御霊神社のものが神奈川県の無形文化財としても有名です。
面掛行列の由来は「源頼朝が非人頭の娘を可愛がっていたところ懐妊させてしまったため、その詫びに年一回、鎌倉の非人たちに無礼講を許した。その時、妊娠した娘の姿に仮装して村中を歩いたのが面掛行列の始まり」と言われているようです。(wikiより)
なるほどそう聞くと、子授け・子宝・子孫繁栄を祈るお祭りにはピッタリです。
行列を先導するのは天狗。
ヨコシマな目で見れば、天狗面もアレっぽいと言えますね。
面掛け行列の天狗様。高下駄も素敵
面掛行列やお神輿は町内をぐるりと周ります。
お神輿が通る大師公園も出店や家族連れで賑わっていました。
お祭の定番チョコバナナもありますが、やっぱり思わせぶりなデザイン
ほかに何人かとお話しして、持っていた飴を撮影させてもらいました。
おまんこ飴の造形は、見た中ではこれが一番写実主義的でした
お友達同士でいらしていたという男性ふたりに見せて頂いたアレ
飴の写真を撮らせてくれたお嬢さんへ「いい色(の飴)ですね!」と言うと、
「舐めてたからテラッテラしててやばいですよね、これwwww」
と返され、この日最高潮に萌えました。
そのお嬢さんがお持ちだった飴がこちら。
華奢で可愛らしい女性が持っていた飴は、やけに強そう!
ご神体のかなまら様のように黒光りしています。
黒光り……、黒……?(2回目)
◆黒歴史といえば……
ということで、海外でも有名な川崎のお祭り「かなまら祭」の紹介でした。
もちろんお祭り以外でもかなまら様へのお参りも可能です。
では最後にひとくちエロ学を。
◆ひとくちエロ学
なんと新宿・花園神社にもおっきぃのが奉られているそうです。
機会がありましたらお近くの性神様にもぜひお参りを。
そして性なるお守りとして「ボッキマンJAPANシリーズ」で不意のセックスへの備えも忘れずに!

 

過去のボッキマンJapanシリーズ紹介